教師向け注意事項

指導開始前に必ずご一読ください!


はじめに

家庭教師は、生徒様・保護者様と信頼関係を築くことが非常に重要です。以下に、信頼関係を構築するための最低限守るべきルールや心構えを記載しています。 実際に発生したトラブルや事例も含まれていますため、よくご確認ください


1.指導スケジュールは計画的に

時間を守る
信頼関係を構築していく上で、時間を守ることは当たり前のことです。 遅刻をしてしまうことは、生徒様の貴重な時間を無駄にしてしまうことになります。 従って、もし遅刻が頻繁に繰り返される場合、指導終了となる可能性があります。
予定を安易に変えない
自己都合を優先し、予定をころころ変える教師は、ご家庭からの信頼を得られないと考えましょう。 帰省や旅行などで2週間以上教師自身の都合により指導が出来ない場合は、判明した時点で(遅くとも一ヶ月前までに)ご家庭(必要な場合はあわせて当センター)に連絡をしてください。 場合によってはご家庭の依頼に応じて代わりの教師を用意いたします。


2.指導時間中の立ち居振る舞い

身だしなみ
・スーツを着る必要はありませんが、生徒様が指導に集中できる服装という観点で、ラフな格好、露出の多い服装、派手な服装は避けましょう。
・頭髪は、長すぎたり、乱れていると不潔な印象を与えます。指導の際は、セットする、寝ぐせは直すなど教師としてふさわしい髪形にするよう意識しましょう。
・アクセサリーはつけない方が無難です。つける場合は派手なものは避け、付けすぎにも注意しましょう。
・身だしなみの良し悪しの基準は、ご家庭によって差があります。不快に思われない、教師として相応しい服装を心がけましょう。判断がつかない場合は、問題がないかご家庭に確認しましょう。
PCでの別の作業やスマホの使用
・生徒様が問題に取り組んでいる最中に、大学の課題をしたり、私用でスマホを確認するなどをしてはいけません。
・スマートフォンなどの電子機器の利用は、原則禁止です。指導に関係する使用(web上の情報・動画や画像を用いた説明)については、ご家庭の許可を得れば使用してよいものにいたします。


3.オンライン指導の注意点

・オンライン指導は便利である一方で、上手く使わなければ対面に比べ質の低い指導を提供しかねません。相手に、音声・映像に問題がないか、きちんと伝わっているか、対面指導以上にコミュニケーションに気を配って進めましょう。
・対面指導時と同様に、指導中に指導と関係のないことを行うことはできません。指導中の食事は禁止です。水分補給は、事前にご家庭にその旨を伝えるようにしてください。 服装については、失礼のないよう、画面に映らない部分であっても身だしなみを整えましょう。
・快適な指導を行うためにも、周囲の環境にはご留意ください。 背景に他の人が映る、部屋が乱雑である等で生徒様の気が散ってしまう可能性があります。周囲の話し声や環境音も指導の妨げになるため、静かな環境で指導をするようにしましょう。
・インターネットを使用する以上、通信環境や使用機器の電源には十分ご注意ください。


4.金銭授受の禁止

直接契約の禁止
契約期間中及び契約期間終了後に、当センターの紹介した生徒様(もしくはその兄弟・知人)に対し、教師本人もしくは他の教師を紹介するなどして、直接契約するための交渉が行われた場合もしくは直接契約をした場合には、教師は当該生徒に係る発覚時までの全報酬を当センターに返還すると共に、本指導委託契約期間中に家庭が当センターに支払うと考えられる指導料全額を賠償する責を負うものにいたします。また、直接契約に関する働きかけが家庭よりなされた場合は、教師は必ず拒否すると共に、その事実を当センターまで報告しなければなりません。
直接の金銭のやり取りの禁止
ご家庭との直接の金銭の授受はトラブルの原因となるため、行ってはなりません。やむを得ずご家庭から現金を受け取ってしまった場合は、必ず当センターまで連絡をしてください。


5.確認・連絡・報告義務

当センターからの連絡確認
指導中の教師の皆様には、当センターからメールや電話で連絡をします。こまめに確認し、必ずご対応をお願いします。確認不足により生じた不利益については、当センターは責任を負いませんので、予めご承知おき下さい。
不明点・疑問点があれば連絡する
・当センターは、皆様の指導ができるだけ円滑に進められるように、教育相談を行い指導をサポートしていきます。指導方法や教材など、疑問に思うことや分からないことがあれば、お気軽にご連絡下さい。
・ご家庭と何らかのトラブルがあった場合は早急に当センターまでお伝え下さい。あくまでご家庭は当センターにとっても教師にとってもお客様ですので、どのような場合においても失礼のないよう対応するということを常に念頭に置いて下さい。
ご家庭との連絡
・夜遅い時間に電話をすることは控えてください。メールであっても「夜分遅くに失礼します」などの断りの言葉を加えましょう。
・ご家庭からのメールに対し、すぐに返答できないと考えられる場合には、メールを確認したことと、改めて返答する旨を取り急ぎ伝えましょう。返答がないことで、ご家庭に不信感を与えてしまいます。
・対面での指導時に保護者が不在であれば、指導時間や指導開始・終了時刻を毎回保護者にメールで送ることが望ましいです。後日、指導時間等でトラブルにならないよう気をつけましょう。
ハラスメント対策
・生徒様に対する言動、態度は十分ご注意ください。何気ない発言でも、保護者・生徒様に不快な思いをさせてしまうことがあります。
・教師の方が保護者・生徒様からセクシャルハラスメントにあたる行為をされることがあります。保護者・生徒様とは、必要以上に電話やメールをしない等ご注意ください。
・万が一、ご家庭から以下のような行為を受けましたら、必ず当センターまでご連絡ください。
①2人きりでの食事などに誘われる。
②交友関係など、私生活について必要以上に質問される。
③指導と直接関係のないメールや電話が頻繁に来る(履歴が残るよう保存しておいてくださいますようお願いします)。
連絡先変更時の連絡
住所/電話番号/メールアドレス等の連絡先を変更されたときは、当センターまでご一報ください。当センターから連絡が取れない場合、登録されている連絡先(実家電話番号等)に連絡する可能性があります。また、場合によっては指導報酬酬減額などの処置が生じますことをご承知おきください。


6.指導実績時間に関するルール

指導実績のご家庭承認
当センターでは、教師の方の指導実績報告をもとにご家庭へ指導料の請求(と教師の方へ報酬のお支払い)をしています。指導実績の間違いは、トラブルの原因になりますので、下記ルールをよく確認してください。
指導時間・休憩時間について
・指導時間は15分刻み(0分、15分、30分、45分のいずれか)実績報告。端数がある場合、開始時刻は切り上げ、終了時刻は切り捨てします。
・上記のうえ、指導時間・休憩時間は、ともに15分単位で計算します。15分に満たない休憩時間は指導時間として計算します。
教材費と領収書について
・教材費とは、参考書・テキスト代、コピー代であり、教師の方が立て替えたものを指します。報告された金額を当センターがご家庭に請求し、当センターから教師の方へ指導報酬に合算して支払います。ご家庭から直接教材費を受け取ってはなりません。
・教材費が発生する場合は、必ず領収書を受領し、原則ご家庭へ譲渡する義務があります。例外として、ご家庭が不要である旨を事前に確認できている場合は、譲渡の必要はありません(領収書は受領して教師の方が保管してください)。領収書の宛名はご家庭が指定する名義(ご家庭名や会社名)です。
・教材費は、金額の大小に関わらず、発生する前に、商品名・用途・金額を伝え、ご家庭の同意を得なければなりません。ご家庭へ同意を得る際の例外として、事前に上限金額をご家庭と相談して決めておき、教師の方が書店等で選んで購入することは認められます。


7.指導報酬の支払い、交通費等の規定

指導報酬の支払日と振込先口座について
▼指導報酬の支払日
指導月の翌月25日(25日が休日の場合は翌営業日)までにお支払いいたします。
振込先口座
・指導報酬は指定先口座へ銀行振込いたします。必要に応じて、PayPay送金等でお支払いも可能です。


8.よくある質問

  • q

    教材をインターネットショッピングで購入してもよいですか?

    a

    インターネットで購入しても問題ありません。もし領収書が出せない場合は、その旨をご家庭に相談のうえ了承を取り、購入履歴を領収書代わりにご家庭に共有してください。

  • q

    自分が昔使っていた教材を生徒様にあげることになった場合、教材費を請求することはできますか?

    a

    できません。その際は「譲渡」と見なされますので、教材の状態にかかわらず金銭の取引は発生しません。

  • q

    教材を購入する際にかかった交通費も請求できますか?

    a

    できません。請求できるのは教材の金額分である教材費に限ります。

  • q

    ご家庭からLINEで連絡を取りたいと言われたのですが大丈夫ですか?

    a

    LINE等、メール・電話以外の連絡ツールを利用しても問題ありません。アカウントやアイコンの写真など、個人情報にかかわる部分は十分にご注意ください。

  • q

    毎回の指導後に保護者様と学習相談等を15分以上している場合、指導時間として報酬はもらえないのですか?

    a

    学習相談・進路相談等も指導の一環とみなし、15分以上行った場合は指導時間として計算することができ、報酬が発生します。そのため、15分以上行う場合は、指導料金がかかる旨お伝えし、了承を得たうえで行ってください。また、原則として、15分以内で指導報告を終えるようにしてください。保護者に言いづらい場合は、当センターまでご連絡ください。

  • q

    開始時刻19時、終了時刻21時10分、休憩時間10分の場合、どのように実績報告しますか?

    a

    開始時刻は19時、終了時刻は21時で実績報告します。休憩時間10分は、15分に満たない休憩時間のため指導時間として計算することから、指導時間は2時間、休憩時間は0分となります。

  • q

    開始時刻19時10分、終了時刻21時10分、休憩時間15分の場合、どのように実績報告しますか?

    a

    開始時刻は19時15分、終了時刻は21時で実績報告します。休憩時間15分は、そのまま休憩時間15分として計算することから、指導時間は1時間30分、休憩時間は15分となります。

  • q

    報酬の振込が25日までに確認できない場合はどうすれば良いですか?

    a

    当センターまでお問い合わせ下さい。ただし、以下の例外がございます。ご注意ください。
    月次報告の提出が期限内にされていない場合、月次報告提出期限までに支払先情報をご連絡いただけなかった場合は、指導報酬の支払いは1か月遅れます。