群馬県高校受験で失敗しない私立高校の選び方|公立併願・学費・進学実績まで徹底解説

「群馬県の高校受験で、私立高校はどこを受ければいいんだろう?」

毎年、多くのご家庭からこのようなご相談をいただきます。

特に近年、群馬県の高校受験では私立高校の重要性が以前より大きくなっています。

その理由の一つが、群馬県公立高校入試制度の変更です。

これまで群馬県では前期・後期の2回に分かれていた公立高校入試が一本化され、現在は1回の試験で合否が決まる形になりました。

つまり以前よりも「公立高校が不合格だった場合」のリスクが大きくなっています。

さらに、国による私立高校授業料無償化制度もあり、

「公立が第一志望だけど、あえて私立もきちんと比較したい」

というご家庭も増えてきました。

しかしここで注意しなければならないことがあります。

それは、

「なんとなく周りが受けるから」

「偏差値だけ見て決める」

という選び方です。

実際には、群馬県内の私立高校は学校ごとにかなり特色が違います。

この記事では、群馬県で高校受験を控えるご家庭向けに、

失敗しない私立高校の選び方

について詳しく解説します。

目次

群馬県の高校受験で私立高校選びが重要になっている理由

以前は、

「第一志望は公立だから、とりあえず私立は滑り止め」

という考え方が一般的でした。

しかし現在は事情が変わっています。

理由は3つあります。

① 公立高校入試が一発勝負になった

以前は前期選抜と後期選抜がありました。

現在は1回の試験で合否が決まります。

つまり公立高校に落ちた場合、そのまま私立進学になるケースが増えています。

私立高校選びを軽く考えることはできません。

② 私立高校授業料無償化で負担が軽くなった

現在、一定年収以下のご家庭では私立高校授業料の補助制度があります。

その結果、

「公立の方が圧倒的に安い」

という時代ではなくなりました。

③ 私立高校ごとの差がかなり大きい

群馬県の私立高校はそれぞれかなり特色が違います。

例えば

  • 難関大学進学に強い学校
  • 部活動が全国レベルの学校
  • 指定校推薦が充実している学校
  • 面倒見が良い学校

同じ「私立高校」でも全く違います。

高校選びの前に確認したい「今の勉強法で本当に大丈夫?」

① 「高校選びの前に」受験勉強のやり方を間違えるご家庭は多い

高校受験のご相談をいただく中で感じることがあります。

それは、

「志望校選び」以前に、勉強のやり方そのものを間違えているケースが非常に多い

ということです。

例えばよくあるのが、

  • とりあえず近くの 個別指導塾 に通わせる
  • 周りの友達が行っているから 集団塾 に入れる
  • 本人に合っているかを確認しないまま続けてしまう

というケースです。

しかし大切なのは、

お子様の性格や勉強のペースに合っているか

です。

例えば、

  • 自分からどんどん 質問 できる子
  • 周りと競争した方が伸びる子

であれば集団塾が合うかもしれません。

一方で、

  • 勉強が苦手
  • 自分から質問できない
  • 周りに合わせるのが苦手

という場合は別の選択肢を考える必要があります。

② 安く見える個別指導塾にも注意が必要

「月謝が安いから」で塾を選ぶと失敗することがあります

保護者の方からよく聞くのが

「個別指導塾の方が家庭教師より安いと思っていました」

というお話です。

確かに、一見すると 月謝 は安く見えることがあります。

しかし注意が必要です。

多くの 個別指導塾 では

  • 先生1人に対して生徒2人
  • 先生1人に対して生徒3人

というケースがあります。

つまり60分授業でも、

実際に先生が自分のお子様だけを見ている時間はかなり限られます。

さらに、

  • 教材費
  • 施設管理費
  • 季節講習費
  • 入会

などがかかることも多いです。

一方で料金だけで判断するのは危険です。

③ 群馬県で高校受験に失敗しない子の共通点

成績が伸びる子は「自分に合う勉強法」を知っています

長年、多くの群馬県の生徒さんを見ていて感じることがあります。

高校受験で結果を出す子は、

単純に勉強時間が長い子ではありません。

共通しているのは

「自分に合う勉強方法を見つけていること」

です。

例えば、

数学が 苦手 な生徒さん。

集団授業では

  • わからない
  • でも質問できない
  • そのまま置いていかれる

ことがあります。

しかし相性の良い 先生 と勉強すると変わることがあります。

その子の理解度に 合わせ て、

その子の ペース に合わせて、

丁寧に進めてもらえるからです。

これはマンツーマン指導の大きな メリット です。

群馬県で私立高校を選ぶ時に確認すべき5つのポイント

ここが一番重要です。

1. 偏差値だけで決めない

多くのご家庭がまず偏差値を見ます。

もちろん大切です。

しかし、それだけで決めるのは危険です。

例えば偏差値が高い学校でも

  • 授業進度がかなり速い
  • 課題量が多い
  • 学習競争が激しい

という学校があります。

入学後についていけなくなるケースもあります。

大切なのは

その学校で3年間続けられるか

です。


2. 大学進学実績を見る

高校選びで必ず確認したいのが進学実績です。

特に見るべきなのは

  • 国公立大学合格者数
  • GMARCHや早慶など難関私大実績
  • 地元国立大学(群馬大学)合格者数

群馬県内では特に進学実績に差があります。

難関大学を目指すならかなり重要です。


3. 指定校推薦枠を確認する

意外と見落とされるのがこれです。

高校によって

  • どの大学の推薦枠があるか
  • 何人分あるか

かなり違います。

一般受験だけではなく、

「大学推薦を狙いたい」

なら必ず確認してください。


4. 通学時間を軽視しない

群馬県は車社会です。

しかし高校生になると

  • 電車
  • 自転車
  • バス

で通学することになります。

例えば高崎市から前橋市。

桐生市から高崎市。

意外と毎日の負担は大きいです。

高校3年間続くのでかなり重要です。


5. 部活動との両立を考える

群馬県の私立高校は部活動がかなり盛んです。

例えば

  • 野球
  • サッカー
  • バスケットボール
  • 吹奏楽

強豪校も多いです。

部活動を本気でやりたいなら、

学力だけでなく学校全体の雰囲気も重要です。

群馬県の主要私立高校をタイプ別に比較

難関大学進学を目指すなら

東京農業大学第二高等学校

群馬県私立高校の中ではトップクラス。

特徴

  • 東大合格実績あり
  • 旧帝大合格実績あり
  • 県内トップ層が集まりやすい

向いている生徒

  • 国公立大学志望
  • 医学部志望
  • 学習意欲が高い生徒

樹徳高等学校

東毛地区ではかなり人気があります。

特徴

  • 特進コースが充実
  • 中高一貫あり
  • 難関大学進学実績も安定

向いている生徒

  • 桐生・みどり市周辺在住
  • 落ち着いて勉強したい生徒

文武両道を目指すなら

高崎健康福祉大学高崎高等学校

特徴

  • 野球部全国レベル
  • 系列大学との連携
  • 部活と勉強両立しやすい

前橋育英高等学校

特徴

  • サッカー全国レベル
  • 部活動が非常に強い
  • 指定校推薦も多い

推薦や安定した進学を狙うなら

高崎商科大学附属高等学校

特徴

  • 面倒見が比較的良い
  • 推薦制度充実
  • 地元進学にも強い

共愛学園高等学校

特徴

  • 英語教育に力を入れている
  • 落ち着いた校風
  • 地域で人気が高い

群馬県で多い私立併願パターン

実際によくある組み合わせです。

群馬県立高崎高等学校 第一志望

併願
→ 東京農業大学第二高等学校


群馬県立前橋高等学校 第一志望

併願
→ 前橋育英高等学校
→ 東京農業大学第二高等学校


群馬県立桐生高等学校 第一志望

併願
→ 樹徳高等学校

実は学費だけで見ると公立と私立の差は小さくなっている

以前は

「私立高校は高い」

というイメージがありました。

しかし現在は授業料補助があります。

一方で確認すべきなのは

  • 施設費
  • 制服代
  • 教材費
  • 諸会費

こういった費用です。

学校によってかなり違います。

必ず入学前に確認しましょう。

まとめ|群馬県の高校受験は「なんとなく私立」を選ばないこと

私立高校は単なる滑り止めではありません。

群馬県の私立高校はそれぞれ特色がかなり違います。

大切なのは

  • 偏差値
  • 大学進学実績
  • 通学時間
  • 部活動
  • 指定校推薦
  • お子様との相性

これらを総合的に見ることです。

毎年、多くのご家庭を見ていて感じるのは

「なんとなく選んだ私立高校で後悔するケースは意外と多い」

ということです。

私たち群馬県家庭教師センターでは、群馬県専門だからこそ地域の高校事情を踏まえて

  • どの高校を目指すべきか
  • 今の成績ならどこを狙えるか
  • 私立併願をどう組むべきか

といったご相談も多くいただいております。

高校受験で後悔しないためにも、

早めに情報収集を進めていきましょう。

進学実績(※ご参考)

各校の4年分(2019年〜2024年)の進学実績を調査し、表とグラフにまとめました。

進学実績として集計している大学は、「東大」「旧帝大+一橋大&東工大」「群馬大」「慶應大」「早稲田大」です。

なお下記の通り、公式データが見つからなかったものについてはハイフン(“-“)としています。

  • 健大高崎は2019年と2023年の情報のみ
  • 共愛学園は2019年の情報なし

進学実績表(2019年〜2024年)

■東大

2019年2020年2021年2022年2023年2024年
農大二校002100
樹徳000001
健大高崎00
高商大附000000
前橋育英000000
共愛学園00000

■旧帝大+一工(東大京大除く)

2019年2020年2021年2022年2023年2024年
農大二校116323
樹徳120200
健大高崎00
高商大附000110
前橋育英110100
共愛学園00000

■群馬大

2019年2020年2021年2022年2023年2024年
農大二校161620273222
樹徳11810161611
健大高崎62
高商大附663563
前橋育英91313191013
共愛学園12112

■慶應大

2019年2020年2021年2022年2023年2024年
農大二校302412
樹徳113121
健大高崎00
高商大附100121
前橋育英100110
共愛学園01312

■早稲田大

2019年2020年2021年2022年2023年2024年
農大二校309502
樹徳134100
健大高崎00
高商大附010511
前橋育英223030
共愛学園00000

進学実績グラフ(2019年〜2024年)

上記表をグラフにしたものが以下になります。

■東大

■旧帝大+一工(東大京大除く)

■群馬大

■慶應大

■早稲田大

県内上位私立校6校の進学実績考察

これより、上記に挙げた大学への2019年〜2024年の進学実績について、以下のことがわかります。

  • 農大二校が頭ひとつ抜けている
  • 農大二校でトップをとれば東大を目指せる
  • 農大二校>樹徳>前橋育英>高商大附>共愛学園(※健大高崎はデータが少ないため除外)

なお、進学実績は各校のHPを参照して集計しました。

・農大二校:https://www.nodai-2-h.ed.jp/introduction/course/passed/
・樹徳:https://www.jutoku.ed.jp/high/career
・健大高崎:https://www.tuhw-h.ed.jp/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%90%88%E6%A0%BC%E7%8A%B6%E6%B3%81/
・高商大附:https://www.tuc-hs.ed.jp/future/career/
・前橋育英:https://www.maebashiikuei-h.ed.jp/ca_university.php
・共愛学園:https://hs.kyoai.ac.jp/shinro/

進学実績の参照元

私立高校の学費比較(※ご参考)

次に、各校でかかる学費について比較します。

私立高校の学費を比較する前に2020年4月に文部科学省により施行された「私立高等学校授業料の実質無償化」について確認しておきましょう。

これは、私立高校の授業料分(諸経費等は対象外なのでご注意ください)を国が支給する制度で、世帯年収により、補助額が変わります。

  • 世帯年収590万円まで:最大月に33,000円まで支給(年額39万6,000円)
  • 世帯年収590〜910万円まで:最大月に9,900円まで支給(年額11万8,000円)

上記より、世帯年収が590万円未満の場合は、月々の授業料が”実質無料”で私立高校に通わせることができるようになりました。

私立高校はどうしても公立と比べると学費が高いイメージがありましたが、本制度を利用することでご家庭の学費負担は従来よりずっと軽くなりました。

引用:文部科学省「私立高等学校授業料の実質無償化」について(2020年4月から)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1418201.htm

各私立高校では、各学校独自の諸経費や成績優秀者向けに各校で奨学金制度などもあるため、本記事で紹介する学費はあくまで参考程度にして頂けますと幸いです。

入学時費用

入学時に必要な費用として下記5つの項目を調査しました。

  • 入学金
  • 施設充実費
  • 諸会費等
  • 制服/体操着等
  • その他教材費等

学校によっては該当項目の費用が明記されていない場合がありました。

その場合は、「不明」と記載させていただいております。

入学金施設充実費諸会費等制服/体操着等その他教材費等
農大二校150,000円110,000円21,000円不明60,000円
樹徳100,000円120,000円不明不明不明
健大高崎120,000円100,000円22,500円82,400(男子)
105,370(女子)
26,690円
高商大附120,000円120,000円不明100,000(男子)
110,000(女子)
75,000〜
89,000円
前橋育英130,000円110,000円41,000円107,190(男子)
109,500(女子)
16,000~
30,000円
共愛学園11,5000円110,000円不明95,330(男子)
130,750(女子)
不明

月額費用

続いて、月額の授業料と諸会費等を表で比較しました。

繰り返しになりますが、世帯年収に応じて、月額授業料は「私立高等学校授業料の実質無償化」の制度が適用可能です。

授業料(月額)諸会費等(月額)月額費合計
農大二校32,800円3,300円36,100円
樹徳33,000円8,100円41,100円
健大高崎30,000円8,000円38,000円
高商大附32,000円3,100円35,100円
前橋育英33,000円6,500円39,500円
共愛学園33,000円3,400円36,400円

上記の6校は月額授業料が全て33,000円以下のため、年収590万円未満であれば、授業料については全額分の補助を受けることができます。

なお、各校の学費は各校のHPに掲載されている情報より引用しています。

農大二校:https://www.nodai-2-h.ed.jp/pdf/2023nyushiyouko.pdf
樹徳:https://www.jutoku.ed.jp/high/wp-content/uploads/2020/06/entrance_2020_youkou.pdf
健大高崎:https://www.tuhw-h.ed.jp/wp-content/uploads/2022/09/r5shokeihi.pdf
高商大附:https://www.tuc-hs.ed.jp/wp-content/uploads/2022/07/2023bosyuyoko.pdf
前橋育英:https://www.maebashiikuei-h.ed.jp/si_cost.php
共愛学園:https://hs.kyoai.ac.jp/wp-content/uploads/2022/10/7c4d38b742afeb8057484e0848e39f64.pdf

より詳細な学費について知りたい場合は、上記資料を参照いただき、それでもわからない場合は各校宛にご照会ください。

群馬県で高校受験に不安がある方へ

高校受験では

「どの高校を受けるか」

も大切ですが、

それ以上に大切なのは

どう勉強するか

です。

私たちにもよく

  • 個別指導塾に通っているけど成績が伸びない
  • 集団塾だと質問できない
  • 苦手科目を克服したい
  • 自分に合う先生を探したい

というご相談をいただきます。

群馬県家庭教師センターでは、

お子様一人ひとりに合った先生をご紹介しております。

もちろんご相談は 無料 です。

無理な 入会 のご案内は一切行っておりませんので、まずはお気軽にご相談ください。

この記事の執筆者:吉田 圭佑(代表)
吉田 圭佑(代表)
これまで200人以上の生徒を指導してきました。試験科目全体を見据えた合格戦略の策定に自信ありです。◾️略歷:2004年 群馬県立中央中等入学(1期生)→2010年 慶應義塾大学理工学部入学→2014年 慶應義塾大学大学院入学→2016年 銀行系システム会社入社→2022年 同社退職&独立 ◾️保有資格:基本情報技術者、応用情報技術者、ディープラーニングG検定、TOEIC800点等
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